お母さんのデジタル教室1-1

当店に電話でお問い合わせ頂くのは殆ど女性の方なのですが、デジタルに関する知識が無いのは興味が無いから仕方ないのですが時々ビックリするような要望があります。

出来なくはないご要望なのですが、いかに不合理で使い勝手が悪くなるか丁寧にご説明します。

そうすると大変喜んで頂き「知りませんでしたありがとうございます」と感謝されます。

そこで、読んで頂けるかは不明なのですが、特にデジタルに弱いお母さんに向けデジタルの基本を分かり易く解説してみたいと思います。

 

今回はよく質問を受けるCDとDVDの違いです。

構造的な難しい話しは省きます。大きな違いは記録できる容量です。

CDは標準的な物で650MB、DVDは標準的な物で4.7GBです。

DVDはCDの7倍以上の記録容量があります。CDの方が数字が大きいのに変ですよね。

実は数字の後ろの単位が違うのです、CDのMB(メガバイト)の約1000倍(1024倍)の単位がDVDのGB(ギガバイト)なので同じMBに直すと650MB対4812MBなのです。

記録できるデータ量が違うという事をご年配の方にも分かり易く例えるならCDはカセットテープです。

音楽を記録するには丁度良いので音楽はレコードやカセットテープの代わりCDで販売されています。しかし動画を記録するには不十分です。

そしてDVDはビデオテープの代わりです、動画も音楽も入れられる容量があるので市販されている映画ソフトは皆DVDなのです。

磁気テープが音楽記録用から映像記録用に進化したようにコンパクトディスクも同じ進化をしているのです。

しかし最近はテレビのハイビジョン化により動画もより高画質なものが入れられるように、更に容量を増やしたブルーレイディスクが出てきました。これは標準で25GBの容量があります。DVDの5倍以上です。

これからの映画ソフトはブルーレイが主流になるでしょう。

しかしCDもDVDもブルーレイも同じ12㎝ですが、カセットレコーダーでビデオテープが再生出来ないのと同じで、必ずしも同じ機械で全てが再生出来る訳ではありません。

最近の再生機はCDもDVDも再生可能なものが主流ですが、古い物はCDしか再生できないものもあるので注意して下さい。

最新のブルーレイ機は同時にCDもDVDも再生可能なのでブルーレイ機を買えば問題ないのですが、古い機械はどちらも再生できるか心配な物もありますよね。

CDやDVD、ブルーレイ(BD)にはそれぞれロゴがあります(写真参照)。再生機には目立つ所にロゴが付いていますから、DVDロゴが付いていればCDも再生可能、CDロゴならCDのみの再生機です。

左よりCD、DVD、ブルーレイのロゴ

当店ではスキャンデータをCDかDVDに入れてお渡ししておりますが、CDしか再生できない機器をお持ちでしたらDVDに入れる容量の物もCD複数枚でお渡しできますのでお申し付けください。

(続く)

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