写真の解像度の独り言(2)

(1)からの続きです。

 

話は逸れちゃいましたが、なみにTVはどうでしょう?

 

DVDビデオは720dpi ×480dpiが標準なので約35万画素の画像が毎秒30コマの表示能力が必要となります。

 

これがハイビジョンになるとフルスペックで1440dpi×1080dpiなので150万画素に跳ね上がります。

 

さらに4Kでは3840dpi×2160dpiとなり約830万画素、さらに8Kだと7680dpi×4320dpiなので3300万画素が必要となり、フルサイズ高級一眼レフデジタルカメラの画質が必要となります。(最近は一眼レフでないものも多いですが)

 

3300万画素の画像を1秒間に30コマ表示するのですから高性能なCPUが必要となります。3300万画素の画像と言ったらB3〜A2サイズのプリントや印刷が可能なサイズです。

 

そうなると4Kあたりから画像1コマ1コマが高品質の画像になりますから、スポーツ中継の1コマがそのまま印刷にも使えたりするので一眼レフで決定的瞬間を狙う必要が無くなるかもしれませんね。

 

しかし個人的には、TV番組でそこまで高品質にする必要があるのかは微妙な問題だと思いますが、高画質以外にTVの未来ってないのでしょうかね。

あの薄っぺらなスピーカーの音質を何とかして欲しいし…。

我が家にはまだSONYさんの大型ブラウン管テレビがありますが(昔のゲーム機をプレイするのに便利)めちゃいい音ですよ。

サラウンド効果のあるスピーカーで臨場感たっぷりです。やっぱり昔の日本製の家電は優秀だわ。

 

話が逸れましたが、最近のデジタルカメラも画素数が1000万画素を越える物が沢山ありますよね、最近出たiphon7も画素数1200万画素ですよ、難なくA3のプリントが出来る画像サイズです。

 

あんな薄い筐体の中で1200万の受光素子が詰まったCMOSとレンズが収まって居るのですよね、ちょっと信じられません。

 

スマホがあればデジカメはいらない、と思ってしまうのも仕方ないですね。

 

しかし狭い空間に押し込められたCMOSの1200万画素はやっぱり1画素当たりの受光素子の面積が小さくなるので本当の意味での解像度はやっぱりデジタルカメラに分がありますが…。

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